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選手のパフォーマンスをサポート!ヤクルト・川端理広1軍チーフトレーナー

 

選手がグラウンド上で最大のパフォーマンスを発揮するためには、“元気な体”が何より大事である。それをサポートしているのがトレーナーだ。ヤクルトのチーフトレーナーを務める川端理広さんは、体のケアに加え、選手と首脳陣のパイプ役でもある。
取材・文=阿部ちはる、写真=BBM


ケガ予防のための土台作り


トレーナーの仕事は針、電気による治療やマッサージ、そしてケガの予防だ。選手にとってケガはつきもの。だからこそ、その中で長期離脱を避け、試合に出場するための最善の策を日々考えている。ヤクルトでは4年前からフィジカル、メディカル、リハビリなどの担当をコンディショニングサポートグループという形で一本化した。そのメディカル担当のひとりであり、トレーナー陣全体にも目を配っている川端理広チーフトレーナーは、ケガに強い選手の土台作りは、秋季キャンプから始まると語る。

 ヤクルトは2010、11年にケガをする選手が多く出た時期があって、ケガを防ぐための身体の底上げという意味で、基礎体力を上げて強い選手を作ろうと、4年前くらいからさまざまなことに着手してきました。そのためのトレーニングメニューを作り、秋のキャンプから取り組みをスタートさせたんです。秋季キャンプは若い選手が主体ですから、そこでしっかり基盤を作ろうということですね・・・

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