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デーブ大久保コラム

両目で投手のリリースポイントを「目付」しないとプロの投手は打てません!

 

 交流戦も終わり、通常のペナントレースが再開しました。それにしてもセ・リーグを相手にソフトバンクの強さばかりが目立ちました。ロッテも、もちろん強かったですし、週ベの交流戦特集で話をしましたが、今年もやはりパ・リーグが強かったですね。5チームが6位以内に入る健闘ぶりでした。

 さて、今週は「目付」について話しましょう。最近、打席で構えたときにボールを利き目で見るべきという話もチラホラ聞かれます。実際にプロに入っても「利き目はどっち?」と聞かれることもあります。医学的にももちろん、利き目というものはあります。

 ただ、僕の考えは「打撃に利き目は関係ない」です。なぜか?突然ですが、皆さんに質問です。車を運転するときに、どちらの目で運転するか、ということを意識したことありますか?もしくは利き目だけで運転できますか?たぶん答えは「それを意識したこともしないし、片目では運転できない」だと思います。皆さんは当然何も意識をすることなく両目でしっかりと前を向いて運転するでしょう。また、投手と正対している捕手も投手の150キロくらいの真っすぐを利き目だけでは捕れないですよ。だから打者も、利き目だけでは絶対に打てないんです。ではどうやって打つのか。まず・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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