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デーブ大久保コラム

短期決戦であれ、勝ちパターンを勝手に崩したら負けてしまう可能性大です

 

2008年のCS第2ステージは相手の日本ハムがダルビッシュを1試合しか先発させず、4勝2敗で勝ち抜けました。短期決戦でも勝ちパターンは変更してはいけないという教訓にもなりました/写真=BBM


 この原稿を書いているときは、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージはまだ始まっていません。セ、パともにどのチームが勝ち上がって、日本シリーズに臨むのか楽しみではあります。

 今回も2008年のことを振り返りますね。西武は第2ステージで日本ハムを迎え撃ちました。このとき球団からとんでもない決定事項が伝えられました。「初戦は大宮で開催する」と……。そう、県営大宮公園野球場です。

 本拠地のアドバンテージがあるにもかかわらず、使い慣れていないグラウンドを使用するのは不安があります。それに当時ウォシュレットのトイレはないし……(笑)。地元・埼玉のファンのためにという、球団や営業の思いは十分に分かるんですが、この決定は非情な通告で選手たちもそうですが、われわれ首脳陣も不満たらたらでした。

 しかし、です。ある情報が伝わってきたんです・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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