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デーブ大久保コラム

高卒ルーキーに対し、一方的な指導しかできなかった私の力不足でした

 

人間的にも素晴らしい選手になってもらいたいという強い思いが空回りして雄星[写真右]との仲が悪くなってしまいました/写真は2011年一軍初勝利のとき=BBM


 私の中では、ナベちゃん(渡辺久信西武SD兼編成部長)は兄貴的存在です。一生慕っていきたい人。その人が菊池雄星という逸材を引き当てたわけです。当時は二軍打撃コーチを務めていましたので、雄星が二軍に来ることが分かっていただけに、「一流の人間にしたい」、と思っていたんです。今思い返せば、余計な力みが私の中にあったんだと思います。

 最初のころは非常にいい関係で仲も良かったと自負しています。その中で、はっきりとものを言う私の性格と、生活態度なども厳しく教育しなければという思いが、雄星に対して強い口調となっていきました。

 例えば、二軍の練習終わりにサインを求め待つファンの皆さんがいます。そのファンにサインをせずに通過することがあり「しっかりサインを書いてこい。あのような熱心なファンに支えられているんだ!」という言い方を私はしていました。

 高校卒業直後の18歳の選手に対してもっと違う言い方と諭し方があったはずです。そういうことを繰り返していくうちに・・・

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元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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