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デーブ大久保 さあ、話しましょう!

デーブ大久保コラム「監督候補育成がしっかりしている西武は2選手が抜けても将来的に大丈夫」

 

今季限りで現役を引退した松井は二軍監督へ。将来の一軍監督候補としてしっかりと監督業を学ぶと思います/写真=BBM


 ストーブ・リーグが始まっていますね。またもや西武からFA移籍で2人が出ました。浅村(浅村栄斗)が楽天へ。炭谷(炭谷銀仁朗)が巨人へ。

 銀仁朗とはいろいろな思い出があります。2008年、西武で打撃コーチをしていたとき、銀仁朗が朝早くから打撃ができないか、と聞いてきました。そこからまず2人での朝の練習が始まりました。この早朝特打を知ったほかの選手たちが続々と「打ちたい」と集まってきて、昔でいう早出特打ちが日課になりました。

 以前にも話しましたが、西武リポーターの中川充四郎さんからの「デーブ、早出特打ちはアメリカで何て言うの?」という質問に「アーリーワークですかね?」と答えたことで、この言葉が一般的になりましたが、その発端は銀仁朗でした。

 これで西武から出ていったFA選手は18人もいるとか。それでも西武は、少しの低迷期はありましたが、常にAクラスを保っている強豪球団です。なぜ、そうあり続けるのか。ひとつは・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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