デーブ大久保コラム「開幕延期でファンの大切さが身に染みます。阪神・藤浪はこれをいい経験に変えてほしいです」
プロ野球界で初の新型コロナ感染者となった阪神・藤浪。しかし、心配をかけた人に対していい恩返しの機会として、シーズンが始まったら活躍してほしいです/写真=毛受亮介
今回の新型コロナウイルス感染拡大により開幕が延期となり、3週間近く経過しました。あらためて思わされることは、「ファンあってのプロ野球」だということです。NPBの方々も、多くの野球関係者も身に染みて分かったのではないでしょうか。私も野球に関わる者としてすごくそれを感じました。
私が経営する居酒屋には、多くの野球ファンが来店します。その方々がオフの間、プロ野球選手のケガからの回復や、復活を願う会話をすることが多いんです。よくよく話を聞くと身内に入院していたりする人もいます。「プロの選手を心配するより、家族を心配しなよ！」と笑いながら言ったりしますが、心の中では感謝の気持ちでいっぱい。家族のことよりも、野球選手のことを案じる。そういう方々が、プロ野球の開幕を本当に楽しみに待っています。
一方で、・・・
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デーブ大久保の「さあ、話しましょう！」
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元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。
