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デーブ大久保コラム

デーブ大久保コラム「原巨人監督の大胆な采配には強いメッセージ性を感じます」

 

長嶋監督に並ぶ通算1034勝を挙げた原監督。最近の大胆な采配には、後輩監督たちへのメッセージが込められていると思います/写真=井田新輔


 プロ野球で一軍の監督を1年間だけでも務めた経験のある人間からして、監督通算1000勝なんて途方もない数字。しかも勝つことが当たり前のように言われ、負けたらボロクソ言われる巨人での達成です。7月4日の中日戦(東京ドーム)で巨人の原辰徳監督が、監督通算1034勝を挙げ、あの長嶋茂雄さん(巨人終身名誉監督)の持つ球団2位の勝利数に並びました(※14日には記録を更新)。ちなみに1位の川上哲治さんが1066勝ですから、球団歴代1位になるのは時間の問題です。

 私は、西武で育ち、巨人に移籍しました。巨人での現役時代のときは、勝たなければいけないというプレッシャーを毎日感じながらプレーしていました。レギュラーでない私でさえそうでしたから、四番やエースなどは、とんでもないプレッシャーがあったはずです。

 長嶋さんや王貞治さん(ソフトバンク会長)、そして原監督は四番として1000試合以上務めており、そういう人間でないと巨人の監督はできないと思います。だからこそ・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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