週刊ベースボールONLINE

巨人・鈴木尚広のコラム

今週のテーマ「僕の故郷=福島と両親」

 


当連載の著者、鈴木尚広選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください

仕事に対する姿勢は両親の影響です


 読売ジャイアンツの鈴木尚広です。今回、この週刊ベースボールの誌面をお借りして、コラムを連載させていただけることになりました。タイトルはずばり、『快足の“すゝめ”』。普段の様子ももちろんですが、特に僕とは切っても切り離すことができない“走塁”について、考え方(僕の哲学)やテクニック、トレーニング方法などをお伝えしていければと思っています。すでにペナントレースは開幕していますので、実際に試合中に起こったプレーを例に挙げて考えてみるのも面白いでしょうし、皆さんからの質問にもお答えしていきますので、お便りお待ちしています。

 さて、今年で東日本大震災から5年の歳月が流れました。少しずつ目に見えた形で前に進みながらも、一方では改善されていない部分もまだ多く残っています。仮設の住宅での生活を余儀なくされている方もいっぱいいると聞きますし、僕の故郷の福島県では、原発の事故の影響で自分の家に戻れなくなってしまった方も大勢います。この問題を風化させては絶対にいけないですし、復興へ向けてはまだ道の途中のわけですから、同じ東北人として、苦しんでいる人たちの思いを汲み、何か東北のためにできることをはないか、常に考えていきたいと思っています。

 プロ野球選手の1人としては、東北でも試合がありますので、ベストなパフォーマンスをお見せして、皆さんに喜んでいただければ。今年もジャイアンツは5月17日に山形、18日に福島でDeNA戦(ホーム)が、7月2日、3日には秋田でヤクルト戦(ビジター)が予定されています。とても楽しみですね。地元の福島での試合は・・・

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鈴木尚広『快足の“すゝめ”』

鈴木尚広『快足の“すゝめ”』

普段の様子ももちろんですが、特に僕とは切っても切り離すことができない“走塁”について、考え方(僕の哲学)やテクニック、トレーニング方法などをお伝えしていければと思っています。

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