週刊ベースボールONLINE

巨人・鈴木尚広のコラム

今週のテーマ「自分の“世界”」

 


当連載の著者、鈴木尚広選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください

ファンの皆さんの期待感が、球場の雰囲気をガラリと変える


いまではトレードマークとなったオレンジの走塁用手袋も“自分の世界”に周囲を引きこむアイテム


 野球に限らず、スポーツ全般に言えることだと思いますが、“自分の世界”に相手を引き込むことは、とても重要なことです。逆に相手の動きや思考に合わせてしまうと、自分を見失うことにつながりかねません。イメージどおりのパフォーマンスはかなわず、良い結果を得ることもできないでしょう。ですから、僕は試合に出場する際、まず“自分”を保ち、自分のペースで物事を運ぶように努めます。その上で相手にこちらの存在を意識させる。相手がこちらを意識するということは、すなわち“自分の世界”に引きこむことにつながっていくわけです。

 イメージしやすい例を挙げましょう。例えばバッティングです・・・

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鈴木尚広『快足の“すゝめ”』

鈴木尚広『快足の“すゝめ”』

普段の様子ももちろんですが、特に僕とは切っても切り離すことができない“走塁”について、考え方(僕の哲学)やテクニック、トレーニング方法などをお伝えしていければと思っています。

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