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立浪和義のコラム

打線のカギを握る内川聖一選手

 

シーズンの疲れもあってか強化試合では今一つだった内川だが、本番のキーマンであることは間違いない


 ふたたびWBC強化試合で感じたことを書いてみます。

 前回はメジャーの投手たちの参加が無理だった場合、日本ハム大谷翔平選手を投手一本で起用すべき、という話をしましたが、ピッチャーにとってWBCでいつも問題になるのが、ボールです。私がコーチをしていた2013年大会もそうでしたが、みなが口をそろえて言うのが、「滑る」ということです。いろいろ聞いてみると、メジャー球よりも滑るようですね。前回大会では田中将大投手(当時楽天。現ヤンキース)がずいぶん苦しめられていました。これについては指先の繊細な部分ですし、アメリカに行くと乾燥状態などでまた変わってくる可能性もあります。前回大会に参加した投手から情報をもらいながら、うまく対策を立て、あとは球数を投げて慣れていくしか仕方がありません。負担が増えるかもしれませんが、選抜された投手はキャンプからしっかり準備していく必要があるでしょう。

 次に“立浪プラン”では・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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