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立浪和義のコラム

フォーム改造に成功した丸佳浩選手

 

 今回は、今季バッティングフォームを大きく変えて一番成功した選手について書いてみます。おそらく、この連載を読んでいただいている方なら、すぐ誰か分かるのではないでしょうか。

 そう、広島カープの三番打者として25年ぶりの優勝に貢献した丸佳浩選手です。前年までのすり足気味でコンパクトなスイングから、大きく足を上げ、グリップをヒッチするような動きのあるフォームに変えて完全復活を果たしました。


写真上のように一度はグリップが大きく下がっているが、その後で高い位置まで上がっている


 丸選手は、もともと足を上げたフォームだったそうですが、タイミングの取り方に迷い、私のPL学園高の先輩でもある新井宏昌打撃コーチ(15年退任)の指導でグリップが低く、ノーステップに近いコンパクトなフォームに変えました・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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