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立浪和義のコラム

高橋周平選手は覚醒できるか

 

2016年型の高橋選手。飛躍を期待したい


 新年最初の発売号でもありますし、今回は、中日ドラゴンズの“ホープ”について書いてみます。2012年ドラフト1位で東海大甲府高から入団し、なかなか結果を出せていない高橋周平選手です。15年からは私の背番号3を継承している選手ですが、抜群の長打力を持ち、大器と期待されながらも、プロ入り5年で一度も100試合以上の出場がありません。体も強いし、守備もいいのですが、残念ながら一番期待されているバッティングが、いまは最大の課題になっています。

 将来を期待されているだけに、これまでいろいろな人からいろいろなアドバイスを受けてきたと思いますが、その分、迷ってしまっていたようにも見えます。いろいろな人の意見を聞くのは悪くないのですが、すべてではなく、その中から自分に合ったものだけを取り入れなければ、混乱してしまいます。マジメな性格もあってなかなか難しかったようですが、フォームの修正が裏目に出ていることもありました。

 それでも昨年の開幕前の修正はよかったなと思って見ていました。前年までは・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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