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立浪和義のコラム

新しい戦い方が見えてきたドラゴンズ

 

足を使ったドラゴンズらしい戦いの復活を/写真は大島


先発陣に競争


 いよいよシーズン開幕。私は3月31日、東京ドームの巨人-中日戦から、2017年ペナントレースの取材がスタートとなります。

 今回はセ・リーグの戦いを予想してみようと思いますが、原稿の時点では開幕カードの結果が反映できませんので、突然の故障者などにより、情報が違っていてもご勘弁ください。

 一番の楽しみは、中日です。古巣だからというひいき目ではなく、ここ何年か世代交代に苦しんできたのが、ようやく新しいチームの形が見えてきたと思うからです。時間はまだかかるかもしれませんが、少しずつ上向きになっていくのではないでしょうか。

 まず投手陣ですが、吉見一起大野雄大若松駿太と軸がそろい、柳裕也小笠原慎之介ら故障で出遅れた選手もいますが、彼らが復帰してくるころには先発に競争が生まれているはずです。リリーフ陣も頭数がそろい、新外国人のアラウホ、ロンドンは現状では日本野球に適応できず、苦しんでいますが、力のある球は持っています。どちらかが抑えに定着してくる可能性もあります。

 打つほうでは、ビシエドと新外国人のゲレーロ次第のところはありますが、昨年のようにビシエドがいいときは勝って、ダメなら落ちる・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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