しっかり壁ができている
今回から3週にわたり、2017年に頭角を現した若手選手について書いてみたいと思います。
まずは、
巨人で2年目を終えた
宇佐見真吾選手です。右投げ左打ちのキャッチャーで、大卒ですから、来季は25歳のシーズンということになりますね。
17年は8月途中の一軍昇格でしたが、打席45、打数40とはいえ、14安打、4本塁打で打率.350、9、10月だけなら打率.417と打ちまくっています。
実は、彼の“出世試合”とでも言うべき9月5日の
中日戦[長野]で、ちょうど解説をしていました。雨中の戦いで9回二死から彼が起死回生の同点2ラン。結局、延長11回、
寺内崇幸選手のサヨナラ弾で巨人が勝利した試合です。
あのとき、彼の勝負強さもそうですが、技術に驚きました。
田島慎二選手の内角低めのフォークでワンバウンドになりそうな球を打った神業のようなホームランです。
もちろん、見逃せばボールですから、選球眼という点には課題があるとも言えますが、宇佐見選手は、あの球を・・・
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