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立浪和義のコラム

交流戦の見どころはパのフルスイング対セのエース

 

少し調子を落としている西武の山川だが、交流戦を復調のきっかけにできるか


“振ってくる”パの打者


 この原稿の締め切りは5月23日なので、まだ始まっていませんが、今号の発売は交流戦スタートの翌日になるようです。セでは広島、パでは西武が少し抜けていますが、まだまだ順位の変動は激しく、相手が変わる交流戦の戦い方次第で、さらなる波乱もあるのではないでしょうか。

 交流戦は2005年と私の現役晩年のスタートです。それまではオープン戦、オールスター、日本シリーズくらいしかパ・リーグの投手との対戦がありませんでしたし、最初の年は、ロッテのアンダースロー・渡辺俊介君や当時はソフトバンクだった左腕・杉内俊哉選手(現巨人)など、変則的でタイミングの取りづらいピッチャーにずいぶん苦労した記憶があります。あの05年は36試合でしたが、中日自体も15勝21敗と崩れ、交流戦前の首位から転落しています。

 交流戦では・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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