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立浪和義のコラム

柳田悠岐選手への内角攻めはなぜ有効だったのか

 

日本シリーズ第2戦でジョンソンの内角攻めに苦しんだ柳田


左投手の内角攻め


 前回に続き、ソフトバンク柳田悠岐選手のバッティングについて書いてみようと思います。

 編集部から柳田選手の打撃データをもらいました。左打者ながら対右投手が打率.350、対左が打率.355と、ともにハイアベレージであり、しかも左投手をまったく苦にしていません。さすが首位打者です。

 ただ、コース別で見ると、左投手のインコースの打率は、高めが.000、低めが.000、真ん中がようやく.333とあまりよくありません。対右投手のインコースのデータでも低めは苦手にしているようですが、真ん中、高めはむしろ得意にしています。左投手のインコースは彼のウイークポイントと言っていいでしょう。

 ただ、それでも対左投手の打率が高いのは・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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