モイネロはまったく打たれそうに見えなかった
圧巻のリリーフ陣
ソフトバンクが日本シリーズを制し、4年連続の日本一となりました。攻守に隙のない強いチームではありましたが、調子を落として入ってきたとはいえ、セ・リーグを独走で制した
巨人が1勝もできなかったことには正直、驚きがあります。
ソフトバンクの強さとして、打線や先発投手がクローズアップされることが多いのですが、私が一番感じたのはリリーフ陣の充実です。タイプは違いながらも、それぞれ速く強い球を持っていてインサイドをドンドン攻めてくる。特にモイネロ選手ですね。あの速球と大きなカーブのコンビネーションはすごい。何回も対戦するレギュラーシーズンならともかく、1年ぶりの日本シリーズの対決で打ち崩すのは、まず不可能じゃないかと思いました。結果的には、抑えの
森唯斗選手以外のリリーフ陣は失点すらなく、完璧に巨人打線を抑え込みました。
もちろん、先発陣も素晴らしかった。特に第1戦の
千賀滉大選手ですね。先発投手で150キロ台後半の球を試合終盤でも出せる投手は千賀選手だけだと思います。さらに・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン