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立浪和義のコラム

立浪和義コラム「巨人を“追い込む”戦いを見せたソフトバンク」

 

モイネロはまったく打たれそうに見えなかった


圧巻のリリーフ陣


 ソフトバンクが日本シリーズを制し、4年連続の日本一となりました。攻守に隙のない強いチームではありましたが、調子を落として入ってきたとはいえ、セ・リーグを独走で制した巨人が1勝もできなかったことには正直、驚きがあります。

 ソフトバンクの強さとして、打線や先発投手がクローズアップされることが多いのですが、私が一番感じたのはリリーフ陣の充実です。タイプは違いながらも、それぞれ速く強い球を持っていてインサイドをドンドン攻めてくる。特にモイネロ選手ですね。あの速球と大きなカーブのコンビネーションはすごい。何回も対戦するレギュラーシーズンならともかく、1年ぶりの日本シリーズの対決で打ち崩すのは、まず不可能じゃないかと思いました。結果的には、抑えの森唯斗選手以外のリリーフ陣は失点すらなく、完璧に巨人打線を抑え込みました。

 もちろん、先発陣も素晴らしかった。特に第1戦の千賀滉大選手ですね。先発投手で150キロ台後半の球を試合終盤でも出せる投手は千賀選手だけだと思います。さらに・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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