毎週水曜日発売（一部地域を除く）の『週刊ベースボール』。毎回月曜日から日曜日までの試合で「週間ベストナイン」を選定しているが、ONLINE版では土曜日から金曜日まで。今回は５月27日から６月２日までとさせていただく。なお交流戦中はDH制の試合数が少なくなるため、セは選出しない。

　まずセから行く。投手は５月27日の巨人戦（東京ドーム）で８回ゼロ封に抑え込んだ広島の九里亜蓮だ。これで自己最多の４勝目。緒方孝市監督から「黒田博樹の穴を埋める男」と期待される右腕がしっかり結果を出している。味方打線が９点を奪ったこともあり、８回118球で降板。「ムダな四球が多かった」と４与四球を反省したが、続くブレイシアが９回をピシャリ。チームは９対０と快勝した。

　以下は他のポジションである。

［捕手］梅野隆太郎（阪神）
期間内／９打数 ３安打 ０本塁打 ５打点 ０盗塁 打率.333

［一塁手］村田修一（巨人）
期間内／17打数 ７安打 ２本塁打 ５打点 ０盗塁 打率.412

［二塁手］荒木雅博（中日）
期間内／21打数 ８安打 ０本塁打 ２打点 ０盗塁 打率.381

［遊撃手］糸原健斗（阪神）
期間内／18打数 ８安打 ０本塁打 ３打点 １盗塁 打率.444

［三塁手］ゲレーロ（中日）
期間内／22打数 11安打 ６本塁打 ８打点 ０盗塁 打率.500

［右翼手］鈴木誠也（広島）
期間内／26打数 11安打 １本塁打 ３打点 １盗塁 打率.423

［中堅手］糸井嘉男（阪神）
期間内／21打数 ５安打 ２本塁打 ７打点 １盗塁 打率.238

［左翼手］高山俊（阪神）
期間内／26打数 ９安打 ２本塁打 ３打点 １盗塁 打率.346
写真＝小山真司