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プロ野球デキゴトロジー/6月22日

投手が怒った!打者が怒った?同日に起こった2つの死球事件【1994年6月22日】

 

激高するブラッグス(中央)を両軍で必死に止める


 プロ野球の歴史の中で、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は6月22日だ。

 今回は、同年同日にあった2つの死球事件について書いてみよう。1994年6月22日のことだ。

 まずは巨人広島(東京ドーム)の2回裏だ。広島・佐々岡真司のフワ〜としたカーブのすっぽ抜けの球が巨人の打者・コトーに向かう。しゃがみ込むように逃げたコトーのヘルメットが脱げ、スキンヘッドがあらわになった頭部に軽くコツン。コトーは痛がりもせず、苦笑しながら一塁に歩いた。しかし、この後、審判団が集まって協議。実は、この年の5月後半以降、頭部死球が「故意・過失を問わず退場」となったばかりだった。

 結果、佐々岡は退場。佐々岡は試合後、「誰が見てもすっぽ抜けでしょ。コトーのよけ方にも問題があった。検討の余地があるはずです」と不満を爆発させた。

 そして同日、ナゴヤ球場の中日─横浜戦でも外国人選手相手の死球でひと騒動があった。8回表、中日・与田剛の147キロのストレートが横浜・ブラッグスの左手首に当たる。ブラッグスは、「与田の態度が挑発的だった。許せん」とマウンドに突進。与田に殴りかかった。結果、ブラッグスは退場(翌日から10日間の出場停止)、与田は首や右肩の挫傷で全治2週間。暴力は悪いが、佐々岡の「フワ〜」と与田の「147キロ」。どっちが本当の「危険球」だったかは、はっきりしている。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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