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都市対抗野球大会レポート

都市対抗7日目!JABA公式サポ・成田沙耶加の熱視線!

 

14日から開幕した第88回都市対抗野球大会。週刊ベースボールONLINEでは、都市対抗にまつわるさまざまな情報や知られざる秘話を『JABA×グラゼニ社会人野球公式サポーター』の3人が日替わりで発信していきます。本日は成田沙耶加さん。

神様が与えてくれた“運命”の一戦


 こんにちは、本日のコラムは成田沙耶加が担当します。20日に行われたJR東日本と三菱重工名古屋の対決。

 ドラフト1位候補の田嶋大樹投手(佐野日大)も注目でしたが、それに匹敵するくらい大注目したい対決がそこにはありました。

 それはJR東日本の石川修平選手(小山西-法政大)と三菱重工名古屋の安田亮太選手(PL学園-明治大)。ともに捕手で主将。チームの要です。

JR東日本の主将・石川修平選手[左]と三菱重工名古屋の主将・安田亮太選手[右]


「今回の試合はカッコつけて言うと“神様が与えてくれた機会、運命”だと思っています。思い入れが違いますね」(安田選手)

 実は二人とも六大学野球出身で同い年のライバル。よくお酒を飲みながら「いつか試合がしたい」と話していたそう。それが今大会で実現することになったのです。

 二人にお互いのことを伺ってみると、石川選手は「僕にないものを持っている。“俺の構えたところに投げろ!”という自分とは真逆のタイプ。ピッチャーも信頼して投げられる。学生の頃からのライバルなのでいい試合をしたい」と話し、安田選手は「器の大きさがすごい。難しい局面でも冷静に物事を処理していく能力がある。でも情熱では負けません。昔からのライバルだが私情は挟まず勝負にこだわっていきたい」と石川選手について話して下さいました。

 この日、両選手ともに八番・捕手で出場。結果は3対0でJR東日本に軍配が上がりましたが、これからの試合も石川選手が安田選手の気持ちを背負って奮闘してくれることでしょう!

 そして二人が再戦する日はいつになるのか。今後も目が離せません。

 明日のコラムは田中優美さんが担当します。

PROFILE

左から成田沙耶加さん、豊島わかなさん、田中優美さん/写真=矢野寿明


なりた・さやか●1990年7月30日生まれ。山梨県出身。ニックネームは「さやくま」。野球観戦歴は家族の影響で幼少時から。趣味は料理とスポーツ観戦、特技は健康食作り。
とよしま・わかな●1986年12月14日生まれ。愛知県出身。ニックネームは「豊ちゃん」。野球観戦歴は小学生のころから。趣味は暗記、特技は歴史に詳しいこと。
たなか・ゆみ●1992年5月21日生まれ。神奈川県出身。ニックネームは「ゆーみん」。野球観戦歴は高校1年生のころから。趣味は動物とたわむれる、特技は脚が柔らかいこと。
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