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都市対抗野球大会レポート

都市対抗8日目!JABA公式サポ・田中優美の熱視線!

 

14日から開幕した第88回都市対抗野球大会。週刊ベースボールONLINEでは、都市対抗にまつわるさまざまな情報や知られざる秘話を『JABA×グラゼニ社会人野球公式サポーター』の3人が日替わりで発信していきます。本日は田中優美さん。

好調「NTT東日本」を引っ張る打撃陣


 こんにちは! 今回の担当は田中優美です。8月20日、前年覇者のトヨタ自動車を破り、ベスト8に一番乗りをした「NTT東日本」。そんな勢いのあるチームの選手に直撃しました!

 今回は一回戦の三菱重工神戸・高砂戦、二回戦のトヨタ自動車戦ともに二桁安打を放ち、チームの勝利に貢献した絶好調の打撃陣から、3人の選手に様々な話を聞かせて頂きました。

「いっしょにいて楽しい人」と好きなタイプを語ってくれたのが、キャプテンの越前一樹選手(横浜高-立正大)。近年、女性の野球ファンが増えていることに対してどう思うかを質問してみました。

「モチベーションが上がる(笑)! 女性に観てもらえるとうれしいので、ぜひ来てほしいです」

 さらに野球をする上で支えになっているものを聞くと、「ファンの方々、家族、職場の皆さん」と、とてもファンの方を大切にしている方だと感じました。

越前一樹選手


 続いて、自身のルーティーンを「あえて深く考えないようにしている」と語るのは、主軸の宮内和也選手(習志野高-明治大)。今の状態を聞いてみました。

「三番を任されているので、チャンスに強い打者を目指してきました。それが今年、できてきた」と、自信を持った回答。

 アスリートのみなさんは、ルーティーンを敢えて実施し、普段通りのパフォーマンスを試合で発揮できるようにしているものだと思っていた私は、勉強不足を痛感しました。

宮内和也選手


 最後に「試合中の積極的で元気な姿を見てほしい」と話してくれたのが、四番に座る喜納淳弥選手(成立学園-桐蔭横浜)。チームの主砲に自身の性格を伺うと、「『怖そう』、『無愛想』、なんて言われますが、実はそうでもないんですよ(笑)。」と話してくれました。

 桐蔭横浜大学時代の野球部の監督にも喜納淳弥選手についてのお話を伺うことができ、監督は「一見クールだけど、ハートが熱い男。一回戦終わった後も連絡くれたよ」と、無愛想とは程遠い性格であることを教えて下さいました。

喜納淳弥選手


「チームが一丸となっている」

 取材中に宮内選手もそう答えてくださいましたが、選手同士、笑顔で声を掛け合う姿を多くみられ、チームの雰囲気の良さを肌で実感しました。

 これからのNTT東日本の更なる活躍に期待しています。明日のコラムは豊島わかなさんが担当です。

PROFILE

左から成田沙耶加さん、豊島わかなさん、田中優美さん/写真=矢野寿明


なりた・さやか●1990年7月30日生まれ。山梨県出身。ニックネームは「さやくま」。野球観戦歴は家族の影響で幼少時から。趣味は料理とスポーツ観戦、特技は健康食作り。
とよしま・わかな●1986年12月14日生まれ。愛知県出身。ニックネームは「豊ちゃん」。野球観戦歴は小学生のころから。趣味は暗記、特技は歴史に詳しいこと。
たなか・ゆみ●1992年5月21日生まれ。神奈川県出身。ニックネームは「ゆーみん」。野球観戦歴は高校1年生のころから。趣味は動物とたわむれる、特技は脚が柔らかいこと。
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