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JABA公式サポ 成田沙耶加の熱視線!「JR東日本・田嶋大樹 あこがれの先輩の待つ舞台へ」

 

12月14日、今年の社会人野球の掉尾を飾る、2017年度社会人野球表彰式が開催されました。週刊ベースボールONLINEでは、表彰式にまつわるさまざまな情報や知られざる秘話を『JABA×グラゼニ社会人野球公式サポーター』が日替わりで発信していきます。本日は成田沙耶加さんです。

最後の年に最高の賞


今秋のドラフト会議でオリックスから1位指名されたJR東日本の田嶋


 12月14日、東京都内で2017年度社会人野球表彰式が開催されました。

 ベストナインの投手部門に選ばれたJR東日本の田嶋大樹投手(オリックスドラフト1位)は「社会人野球最後の年に賞を獲れて素直にうれしい」と話してくださいました。

 日本選手権では初戦の先発を任されたものの敗退を喫し、「チームの役に立てなかった」と悔やんでいた田嶋投手。

 しかし、この社会人での3年間を振り返り、常にエースとしてチームのために誰よりも多く(75イニング)投げ続けたことが、今回のベストナインにつながったと話してくださいました。

 田嶋投手は野球だけではなく、人として大きくなることを目的として佐野日大高から社会人野球への道を選んだそうです。

「本当に社会人野球を通して引き出しが増えました。多くのことを学べた内容の濃い3年間でした」と、社会人野球を回想していました。

 そんな田嶋投手にあこがれの選手をうかがうと、「山岡泰輔投手(オリックス)ですね。常に野球のことを考えていた。芯が強くて自分の意思をしっかり持った素晴らしい選手でした」と元東京ガスの山岡選手と共に戦った、侍日本代表を振り返っていました。

 そんなあこがれの先輩と来季から同じチームで戦う夢をつかんだ田嶋投手。

「プロの世界でも打ち取る投球、そして、その日の体調に合わせる投球というスタイルを変えずに戦っていきたい」と山岡投手が待つ舞台でのさらなる飛躍を誓ってくれました。

 来季、同じチームで戦う2人の姿が楽しみですね!

PROFILE

左から成田沙耶加さん、豊島わかなさん、田中優美さん/写真=矢野寿明


なりた・さやか●1990年7月30日生まれ。山梨県出身。ニックネームは「さやくま」。野球観戦歴は家族の影響で幼少時から。趣味は料理とスポーツ観戦、特技は健康食作り。

とよしま・わかな●1986年12月14日生まれ。愛知県出身。ニックネームは「豊ちゃん」。野球観戦歴は小学生のころから。趣味は暗記、特技は歴史に詳しいこと。

たなか・ゆみ●1992年5月21日生まれ。神奈川県出身。ニックネームは「ゆーみん」。野球観戦歴は高校1年生のころから。趣味は動物とたわむれる、特技は脚が柔らかいこと。
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