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プロ野球仰天伝説

【プロ野球仰天伝説55】毎日焼き鳥を食べ野菜は食べず不摂生で死去した孤独な助っ人【助っ人トンデモ話】

 

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

ジャクソン[1966―68サンケイ/外野手]



 日本の球団に在籍中に死去した唯一の助っ人だ。

 1966年、サンケイに入団したジャクソンは、2年目の67年には打率.296、28本塁打を残しているが、ふだんがだらしなかった。大の酒好きで、特にビール、食べ物は焼き鳥が大好物。まあ、それは別に問題ないのだが、要は極端な偏食で、ほとんど肉しか食べない。野菜が大嫌いで、パンもごはんも嫌い。焼き肉やステーキばかり食べていた。

 また、遊び好きのプレーボーイで女性関係も派手。地方に行くと、いつもストリップ劇場に入り浸っていたらしい。これは、夫人とうまくいっていなかったストレスもあったのではないかという。

 69年に胃痛を訴え、入院。末期のすい臓がんだった。5月27日死去。28日には球団葬が行われたが、夫人の姿はなかった。

写真=BBM
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