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プロ野球デキゴトロジー/3月14日

鉄人・金本知憲が初の1試合3打席連続弾【2006年3月14日】

 

一発目は右越えソロ


 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか紹介していく。今回は3月14日だ。

 現阪神監督、金本知憲が、世界新記録である904試合連続フルイニング出場を目前としていた2006年のシーズン前のことだ。3月14日のオープン戦対日本ハム(東京ドーム)において、自らのバットでド派手な前祝いをした。それは1試合3連弾。意外だが1試合3本塁打も初めてだったらしい。

「もったいないなあ」と苦笑した金本だが、ここまでは絶不調。キャンプ終盤になっても「中学生レベル」と嘆いた振りの鈍さをオープン戦まで引きずり、第1打席の一発まで6打席ノーヒット。それが1本のホームランで絶好調の感触をつかんでしまったあたり、往年の長嶋茂雄巨人)のようでもある。

 長嶋さんに似ていると言えば、金本はヘルメットを甲子園に忘れ、林威助から借りたヘルメットでの3連発。長嶋さんもよく忘れ物をしたし、しばしば他人のバットでホームランを打った。

「まあ、SHINJOさん(当時日本ハム)風に言えば、“林君からヘルメットを借りて3発打った打法”かな」と笑顔を見せつつ、最後は真顔で「やることはまだまだいっぱいある」ときっぱり言った。

写真=島田由明

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週刊ベースボール編集部

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