今季もここまで打率5割
今季も異次元のバッティングを披露している。日本ハム・近藤健介。昨季は故障もあって57試合、231打席に終わったが、69安打、打率.413をマーク。序盤戦低迷が続いたチームの中で孤軍奮闘だった。6月6日限りで離脱となったが、この時点で打率はリーグ1位の.407(2位は
西武・
秋山翔吾の.335)、このときのチーム打率は.244だった。当然警戒され、四球は56個(50試合)、出塁率.567、得点圏打率.477と、すべてがすさまじかった。
まだ、今季は6試合を消化した時点だが20打数10安打で打率.500。四球も7個選んでいるから出塁率はリーグトップの.630。二塁打も4本放っているから長打率も.700も数え、OPSもリーグトップの1.330だ。
近藤の今季の球種別打率を見てみると、以下になる(カッコ内は昨季)。
■ストレート
9打数5安打、打率.556(79打数32安打.打率405)
■ツーシーム
3打数1安打、打率.333(14打数9安打、打率.643)
■スライダー
3打数3安打、打率.1000(26打数8安打、打率.308)
■カーブ
3打数1安打、打率.333(12打数7安打、打率.583)
■チェンジアップ系
2打数0安打、打率.000(11打数5安打、打率.455)
ほぼ、万遍なく打っている。
今日から
ロッテとの3連戦だが、昨季対ロッテは30打数14安打、1本塁打、9打点、打率.467と打ちまくっている。果たして、異次元のバッティングは続くのか。
データ=共同通信デジタル 写真=BBM