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データ分析

走者がたまればたまるほど強打を発揮する西武・山川穂高/データ分析

 

走者なしだと打率1割台が……



 先制点をたたき出したのは四番のバットだった。4月7日のオリックス戦(メットライフ)、1回裏一死一、二塁、先制のチャンスで打席に立った西武の四番・山川穂高。オリックスの先発左腕・田嶋大樹が投じた1ボール2ストライクからの4球目、外角低めに沈むチェンジアップをうまく拾い、レフトへ先制タイムリーを放った。

 その後、山川は3回裏二死走者なしで三振、4回裏二死三塁で四球、6回裏二死二塁で四球と、そのバットから快音は生まれなかったが、チームは6対3で勝利した。

 7試合終了時点で山川の通算成績は25打数9安打、3本塁打、9打点、打率.360となるが、詳しく成績を見ていくと走者なしでは13打数2安打で打率.154。これが走者ありだと12打数7安打で打率.583と一気に数字がはね上がる。

【山川の走者別成績】
走者なし=打率.154(13打数2安打、0本塁打、0打点)

走者一塁=打率.200(5打数1安打、0本塁打、0打点)

走者一、二塁=打率.677(3打数2安打、1本塁打、4打点)

走者一、三塁=打率1.000(1打数1安打、0本塁打、1打点)

走者二塁=打率1.000(3打数3安打、2本塁打、4打点)

 走者がたまればたまるほど強打を発揮する山川。果たして、今日のオリックス戦でも、その打棒でチームを開幕8連勝に導くか。

写真=BBM
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