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プロ野球仰天伝説

【プロ野球仰天伝説116】禁酒のキャンプの夕食にヤカンでビールを飲んでいた西武ナイン【爆笑&小ネタスペシャル】

 

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

食生活も管理され


祝勝会では広岡監督にビールのシャワー


 1982年、広岡達朗西武監督に就任。“管理野球”と言われる、厳しく規律正しい練習とともに、食生活の管理も始めた。春季キャンプでは、もちろん禁酒。当時は珍しかった玄米や豆乳、自然食の料理が食卓に並んだ(かなりまずかったらしい)。

 しかしながら、20代の若者ならともかく、30過ぎのベテラン選手はそうそう変われるものではない。なんとか1杯くらいビールを飲まないと食欲も出ないと、頭をひねって考えついたのが、ヤカンにビールを入れておくことだった。

「コップに入れるとビールってバレるから、湯飲み茶わんで。それも、一気に飲んだり、うまそうに飲んだりすると分かっちゃうから、熱いお茶みたいにチビチビすすりながら飲んだんだ」(東尾修

 苦労が実り(?)、西武は同年から2年連続リーグ優勝&日本一。もちろん、祝勝会ではたっぷりビールをかけ合った。

写真=BBM
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