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【連続写真】阪神・掛布雅之「独特の小さな構えから体を目いっぱい使ったフルスイング」

 

プロ野球の歴史を彩った伝説のプレーヤーの打撃フォーム、投球フォームを連続写真とともに紹介。今回は“4代目ミスター・タイガース”掛布雅之だ。

中距離打者から長距離砲へ


阪神・掛布雅之


 小柄ながら体をねじ切るようなフルスイングでホームランを量産し、3度のホームラン王に輝いた“4代目ミスター・タイガース”だ。

 若手時代は中距離打者。自身も自分の適性はそちらにあるのではと思っていた。しかし、1978年オフ、田淵幸一西武移籍から、チームの看板を背負う覚悟を決め、その後、ホームランを期待するファンの声もあって長距離打者になる道を選んだ。

 そのスタイルが、ほぼ完成したのが82年だ。85年には四番打者として三番・バース、五番・岡田彰布とクリーンアップを組み、優勝、日本一の原動力にもなっている。

 構えでは背中を丸めるように小さくなり、すべての力をためているように見える。バットを顔の近くに感じるためでもあったという。右肩を微妙に開き、投手と正対気味になっている。そこから足を上げ、軸足に目いっぱい力をためる。

 スイングではボールに回転を与え遠くに飛ばすため、やや下に当てることを意識。バットのヘッドが落ちないようにしながらV字型のスイングをしている。そこからさらに力を加えるために、悪いとされるスウェーも意識してやっていた。

●掛布雅之(かけふ・まさゆき)
1955年5月9日生まれ。千葉県出身。右投左打。習志野高から74年ドラフト6位で阪神入団。88年限りで現役引退。[主なタイトル]本塁打王(79、82、84年)、打点王(82年)。[通算成績]1625試合、1656安打、349本塁打、1019打点、打率.292。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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