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プロ野球デキゴトロジー/5月22日

地味だが筋金入りのサンデー男、ロッテ・榎康弘プロ初勝利【1994年5月22日】

 

マリーンズガールのキスは寸止めだったようです


 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は5月22日だ。

 ちょっと業界向けの記事です。美女2人にチュッとされてニンマリはロッテ広報を17年間務め、今年からスカウトに転向した榎康弘氏。週べも取材の際、ずいぶんのお世話になっている。

 ドラフト6位で91年、川崎時代最後のロッテに入団。足を大きく上げるノーラン・ライアンのようなフォームが特徴だった右腕だ。

 1994年5月22日(日曜日)は榎の22歳の誕生日であり、この年初の一軍登板となった西武戦(千葉マリン)で榎がプロ初勝利を挙げた日でもある。

 このとき一部の新聞で「サンデー男」と書かれた。わずか1勝でいくらなんでもと思ったが、実はこの年、イースタンで登板した6試合がすべて日曜日。さらに、ここまで一軍最後の登板は1年目の3年前の91年6月30日だったらしいが、これも日曜日。確かに、地味だが筋金入りのサンデー男だ。

 榎は同年7勝4敗、うち西武から4勝を挙げ、西武キラーとも呼ばれた。

写真=BBM
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