本年度の「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞(MVP)がオリックスの吉田正尚に決定した。
日本生命セ・パ交流戦期間中、三番打者として9試合、四番打者として9試合に先発出場し、打率.397(3位)、27安打(3位タイ)、3本塁打、10打点、出塁率.447(8位)、得点圏打率.500(1位タイ)をマークした吉田正。18試合中16試合で安打を放ち(先制打3本、同点打2本、勝ち越し打1本を含む)、全試合で出塁も果たし、チームを日本生命セ・パ交流戦の勝率2位、リーグの勝率1位球団に導く活躍を見せた。
また、日本生命賞にパ・リーグは
ロッテの
石川歩、セ・リーグは
ヤクルトの
石山泰稚が選ばれた。
石川は日本生命セ・パ交流戦期間中、4試合に先発登板し、唯一の4勝(無敗)をマーク。防御率1.01は3位、投球回26.2回は2番目に多く、チーム2年ぶりの交流戦勝ち越しに貢献した。
石山はシーズン途中から守護神に定着し、日本生命セ・パ交流戦期間中、10試合連続無失点の防御率0.00。リーグトップの7セーブを挙げ、チームを初の日本生命セ・パ交流戦最高勝率球団に導く活躍を見せた。
なお、日本生命保険相互会社から賞金として吉田正には200万円、石川、石山にはそれぞれ100万円が贈られる。
写真=BBM