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社会人野球日本選手権リポート

阪神ドライチ・近本光司(大阪ガス)が語る日本選手権への意気込み/JABA公式サポ・田中優美の熱視線!

 

11月1日から12日間、京セラドームで行われる第44回社会人野球日本選手権。決勝まで31試合、社会人の単独チーム日本一、2018年の年間王座決定戦が繰り広げられます。週刊ベースボールONLINEでは、社会人野球日本選手にまつわるさまざまな情報や知られざる秘話を『JABA公式サポーター』が日替わりで発信していきます。本日は田中優美さんです。

「次への課題を見つけないといけない大会」


今秋のドラフトで阪神から1位指名された大阪ガスの近本光司外野手


 10月31日、本日から始まる日本選手権へ向けての記者会見が行われましたが、そこで今秋のドラフトで阪神タイガースから1位指名された大阪ガスの近本光司外野手へお話をうかがいました。

 近本選手にとってアマチュア野球の集大成となる日本選手権を「周りからの注目もあるので、自分がやらなきゃならないという使命感と、次への課題を見つけないといけない大会です」と位置づけ、「(都市対抗開催地の)東京ドームより京セラドームのほうが、球場自体が広いので、右中間、左中間に抜けたときの三塁打や、シングルヒットを二塁打にしていく走力を生かせると思います」と、地元開催の日本選手権での活躍に自信をのぞくことができました。

 プロに進み、社会人野球を離れることについては「今までは、高校でも大学でも、その先がアマチュアだったのですが、今回でアマチュアから離れるので、それは少し寂しいです」と話しておりました。

 しかし、会見後に来シーズンからチームメートとなるHondaの齋藤友貴哉投手(ドラフト4位)、木浪聖也内野手(同3位)と仲が良さそうに話している姿が見られ「ちゃんと話すのは今日が初めてですが、新しい場所で社会人出身が3人もいるのは心強いです。同期の中で社会人組が引っ張って行けたら良いなと思います」と来年に向けての意気込みも十分感じられました。

 さらに齋藤投手から“日本選手権で対戦したい相手”として近本選手の名前が挙げられ、それに対し近本外野手は「ストレートが強いピッチャーなので力負けしないように合わせていきたい」とお互い好敵手として意識している様子。

 齋藤投手と近本外野手の対決が実現すれば初対決となるので、今大会の注目ポイントの1つですね。

公式サポーター日本野球連盟YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC26D0n0-QuxyIghG0WqbN0A

PROFILE

左から成田沙耶加さん、豊島わかなさん、田中優美さん/写真=BBM


なりた・さやか●1990年7月30日生まれ。山梨県出身。ニックネームは「さやくま」。野球観戦歴は家族の影響で幼少時から。趣味は料理とスポーツ観戦、特技は健康食作り。

とよしま・わかな●1986年12月14日生まれ。愛知県出身。ニックネームは「豊ちゃん」。野球観戦歴は小学生のころから。趣味はラーメン屋巡り、特技は猫の爪切り。

たなか・ゆみ●1992年5月21日生まれ。神奈川県出身。ニックネームは「ゆーみん」。野球観戦歴は高校1年生のころから。趣味は動物とたわむれる、特技は脚が柔らかいこと。
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