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【広島補強事情】補強は着々だが、丸佳浩流出の時点で戦力収支は……

 

オフは次のシーズンに向けて戦力整備をする重要な期間となる。ドラフト、FA、トレード、新外国人など方法はさまざまだが各球団、補強をどのような形で進めているのか。今季、リーグ3連覇を果たした広島の状況を見ていこう。

ドラフト1位の小園海斗


 ドラフトでは1位で4球団競合の小園海斗を引き当て、2位で即戦力投手の島内颯太郎、3位以下は野手中心に特徴のある選手を指名し、苑田聡彦スカウト統括部長が「100点」と自己採点。

技巧派右腕のローレンス、長身左腕のレグナルトの新外国人を加え、トレードでも菊池保則投手を獲得(福井優也投手と交換)と、着々と補強は進む。

が、戦力的なプラスマイナスで言うと、FA宣言した丸佳浩外野手の残留がかなわなかった時点で、今オフは限りないマイナス点がつくと言わざるを得ない。

ただ、もとよりよそから選手を持ってきてのパッチワーク的チームづくりなど考えていない、という視点に立てば80点の補強か。丸の人的補償で誰を獲得するかにも注目だ。

【主な新加入選手】
[投手]
島内颯太郎(九州共立大)
田中法彦(菰野高※ドラフト5位)
カイル・レグナルト(AAAラスベガス)
ケーシー・ローレンス(マリナーズ)
菊池保則(楽天

[内野手]
小園海斗(報徳学園高)
林晃汰(智弁和歌山高※ドラフト3位)
中神拓都(市岐阜商高※ドラフト4位)
羽月隆太郎(神村学園高※ドラフト7位)

[外野手]
正隨優弥(亜大※ドラフト6位)
大盛穂(静岡産大※育成ドラフト1位)

写真=BBM
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