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【阪神補強事情】最下位脱出へ投手陣を強化

 

オフは次のシーズンに向けて戦力整備をする重要な期間となる。ドラフト、FA、トレード、新外国人など方法をさまざまだが各球団、補強をどのような形で進めているのか。今季、17年ぶり最下位となった阪神の状況を見ていこう。

オリックスからFA加入した西勇輝


 若手野手陣を育てていることもあり、野手では大きな補強はなく、外国人もナバーロと再契約を結んだのみで、現段階では新しい野手の助っ人は決まっていない。新戦力でいえば、ドラフト1位、大阪ガスの近本光司に即戦力の期待がかかる。

 一方投手では、先発の軸になる先発であるオリックスの西勇輝をFAで獲得した。西も「環境を変えたくなかった」と同じ関西の人気チームに移籍することを決めた。これでメッセンジャーとともに「イニングイーター」として先発の大きな柱となる。また、中継ぎ投手としてピアース・ジョンソンとの契約も発表。メジャー通算37登板の実績があり、セットアッパー的な役割を担う予定。投手陣でしっかりと補強して矢野燿大監督の1年目を迎える。


【主な新加入選手】
[投手]
西勇輝(オリックス)
ピアース・ジョンソン(ジャイアンツ)
齋藤友貴哉(Honda)
湯浅京己(BC・富山)

[内野手]
木浪聖也(Honda)

[外野手]
近本光司(大阪ガス)

写真=BBM
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