激しい競争がチーム力をアップさせる。キャンプで注目されるレギュラー争い。各球団の、その現状を追う。 中日ドラゴンズ
遊撃のレギュラー死守を誓う京田
中日のメーントピックスは、スーパールーキー・
根尾昂と
京田陽太の遊撃手争い。根尾はキャンプインを前に、右腓腹筋の軽度の肉離れで二軍スタートとなってしまったが、読谷の地で順調に調整を続け、完全復帰も見えてきた段階。オープン戦が始まるころには間に合いそうだ。
注目のレギュラー争いはそれ以降ということになるが、2017年の新人王・京田も黙ってはいない。昨季は打撃面でルーキーイヤーを下回る結果となったが、確実性を増すためにグリップの上下動を小さくするフォーム改造も進めるなど、実力勝負で定位置を守り抜く。
写真=榎本郁也