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高い注目度の中、佐々木朗希擁する大船渡が岩手県大会出場決定

 

大船渡高・佐々木朗希は岩手県大会沿岸南地区予選2回戦(対住田高)に先発して3回1安打無失点で初戦突破に貢献している


 163キロ右腕・佐々木朗希を擁する大船渡高は5月3日、岩手県大会沿岸南地区予選2回戦(対住田高)を5回コールドで突破(17対2)して、県大会出場を決めた。

 先発した佐々木は3回を4奪三振で1安打無失点。この日はやや力を抑え気味の投球ながら、相手校の打者を圧倒している。

沿岸南地区予選2回戦が行われた平田運動公園野球場(釜石市)は1000人の収容に対して約2800人の来場者があり、超満員となった


 試合会場となった平田運動公園野球場(釜石市)は1000人の収容に対して約2800人の来場者でふくれ上がり、注目度の高さを示した。また、報道陣もテレビカメラ10台、スチールカメラ20台を含め、50人以上がドラフト1位候補の初戦を見守っている。

試合後は多くの報道陣が163キロ右腕・佐々木を取り囲んだ


 この日の勝利で、大船渡高は6日に高田高との代表決定戦を控えているが、第1・第2の順位決定戦であり、5月17日からの県大会への出場をこの日で決めている。夏の県大会シード校は、春の県大会における準々決勝進出8校。最後の夏を優位に進めていくためにも、今回の地区予選でも第1代表をしっかりと獲得しておきたいところだ。昨秋は県大会4位。当面の目標は昨秋、あと1勝で逃した東北大会出場である。

写真=佐藤博
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