20点差、積み重ねか勝負強さか
・日本人メジャー通算最多打点
【通算打点BEST5】
1
イチロー 780
2 松井秀喜 760
3
青木宣親 219
4
松井稼頭央 211
5
井口資仁 205
ほとんど一番打者として出場し、走者をかえすよりも自分がかえってくる役割のほうが多かったイチローだが、やはり19年もやっていれば打点部門でも1位になってしまう。逆に言うと、メジャー実働10年とイチローのほぼ半分なのに、イチローの通算打点とほぼ変わらない数字を残した松井秀喜の勝負強さが際立つ。さすが、メジャーでの現役時代のほとんどを名門ヤンキースの中軸打者として勝利に貢献し続けただけのことはある。イチローは
オリックス時代の1995年に80打点で打点王(首位打者、盗塁王、MVPも)を獲得したことがあり、その年の25本が本塁打のキャリアハイ。メジャーでは2005年の15本塁打、打点は1年目の01年の69打点が自己最高だ。
写真=Getty Images