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CAR3219フィールドで躍動する若獅子

西武・西川愛也 150キロに迫る直球をセンター右最深部に叩き込めた理由/CAR3219フィールドで躍動する若獅子Vol.1

 

西武西川愛也(球団提供)


 7月15日から新本拠地“CAR3219フィールド”で戦いを始めた埼玉西武ライオンズのファームの面々。新しく出来た電光掲示板や無人とはいえ300人が収容されるスタンドを見れば選手たちのモチベーションも上がる。15日は巨人との“こけら落とし”の一戦を迎え、3対3の引き分けに終わったものの、16日の同カードで“初勝利”を挙げた。

 この日の主役は将来のレオを担う西川愛也だろう。初回、いきなり巨人に1点を先制されるものの、その裏に先頭打者の西川が畠世周からセンター右に特大のホームランを叩き込み、すかさず同点にした。「打った感触は今までで一番“軽かった”」と表現した一発は、チームの遠征期間中も所沢に残留して下半身を使うメニューで強化した成果と言える。

「残留練習中に指導してもらった上本(上本達之)コーチに『ナイスバッティング!』と声を掛けてもらいました。これまでチームに迷惑をかけてきたので、これから貢献していけるよう頑張ります」

 この試合が始まる前までの成績は32打数4安打、0本塁打、1打点、打率.125と結果が出ずに苦しんでいた。「下半身の使い方と、股関節の硬さが目立つので、補強というよりはストレッチを取り入れるイメージで本人と話をしていました」と上本コーチ。さらに「下半身の動かし方は定着できているなと感じています。変化が見えています。ホームランの映像を見ましたが、良かったと思います」と続けた。

 これまでライトポール際やレフトポール際など“最短距離”の本塁打が多かった西川だが、この日の打球は、150キロに迫る直球をセンター右の最深部に運んだものだった。

 このホームランをきっかけに中盤に勝ち越し、西武が4対2で逃げ切った。将来のライオンズを担うであろうヤングレオがCAR3219フィールド初勝利に華を添えた。

西武ライオンズ

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週刊ベースボール編集部

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