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通算1000安打達成の柳田悠岐。カウント0−1時の打率が一番高い

 

通算1000安打を達成した柳田


 強烈な打球がライトの頭を越えた。7月28日、西武戦(PayPayドーム)。3回一死一塁でソフトバンク柳田悠岐がとらえた内角低め147キロ直球は右翼フェンス直撃となるシングル安打は史上306人目の1000安打となった。「プロに入ったときは1本打つことが目標で、まさかこんなに安打を打てるとは思わなかった」と柳田は言ったが、今季はまた異次元の打撃を披露している。28日現在、打率.383、9本塁打、25打点。打率は2位の吉田正尚オリックス)の.339に大きく差をつけ、2年ぶりのタイトル奪取に向けて視界良好だ。

 柳田が1000安打目を放ったのは0ボール1ストライクだったが、このカウントで最も打率を残している。以下が柳田のカウント別打率だ(カウントはボール−ストライク)。

・0−0=.529(17打数9安打)
・1−0=.444(9打数4安打)
・2−0=.000(5打数0安打)
・3−0=.――(0打数0安打)

・0−1=.600(10打数6安打)
・1−1=.444(18打数8安打)
・2−1=.500(4打数2安打)
・3−1=.500(4打数2安打)

・0−2=.000(6打数0安打)
・1−2=.417(12打数5安打)
・2−2=.313(16打数5安打)
・3−2=.214(14打数3安打)

 0ストライク時は打率.419(31打数13安打)、1ストライク時は打率.500(36打数18安打)。早いカウントから甘いボールを逃さない積極的な打撃が柳田を支えている。

写真=BBM
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