7月21日のイースタン・千葉
ロッテ戦(ロッテ浦和)で先発し7回2失点、三振も5つ奪う好投を見せた埼玉西武・内海哲也。翌週の28日、イースタン・北海道
日本ハム戦(CAR3219フィールド)では、6回途中5失点だったが、今季最多の107球を投げた。イースタンでは今季、5試合に登板し、2回2敗、防御率6.57の内海だが現在の自身の状態や今の思いなどについて語った。
「投げている感覚は前に比べていい感じだけど、もう少しって感じです。28日(対北海道日本ハム戦・5回2/3、5失点)は、後半バテてしまって、コースに投げ切れなかった。打者の内側に入るストレートの精度が上がらないと自分の変化球は生きてこないので(そこはしっかり投げ切っていきたい)。自分がしっかり投げ切れたときはヒットがないので、そこがバロメーターとなっているし、自信にもなります。
現状は、(状態がいいときと同様)ボールを握っても痛みなく、しっかり投げられています。スライダーとチェンジアップは申し分ない状態ですね。歳を重ねての衰えは感じないけど、後がないと思うと違った緊張感はありますね。『ここで抑えたら一軍に呼ばれるかもしれない』という気持ちになって、思うように投げられないこともある。
自分の生命線はストレート。21日のロッテ浦和での試合は良かった。打者に対してストレートをしっかり投げられたと思います。
一軍で投げてナンボ。若い選手と時間をともにして見本にならないといけないとは思うけど、やっぱりね。そこはずっと追い求めている。なんとか一軍のローテに割って入りたいという気持ちでまだあきらめていない。どうしても、一軍で投げている姿を子どもに見せたい。その一心。子どもたちも野球をやっていて、野球の難しさもわかってきている年齢なので、そういうなかで偉大な父でありたい。第一線で投げる姿を見せたいです」
西武ライオンズ