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侍ジャパン欧州代表選メンバー入りした青学大・西川史礁「力強いスイングと長打力、肩の強さを見ていただきたい」

 

豪快なフルスイング


青学大・西川は右の長距離打者。フルスイングが持ち味である[写真=矢野寿明]


「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本 vs 欧州代表」(3月6、7日。京セラドーム)に出場する侍ジャパン28選手が2月14日に発表された。

 トップチームを指揮する井端弘和監督は愛知工大・中村優斗投手、関大・金丸夢斗投手、明大・宗山塁内野手、青学大・西川史礁外野手と大学生4人を選出した

 青学大・西川(新4年・龍谷大平安高)は右の長距離砲だ。昨年の東都大学リーグで春秋連覇、全日本大学選手権で18年ぶりの優勝、明治神宮大会準優勝に貢献した。公式戦で年間6本塁打。日米大学選手権では全5試合で侍ジャパン大学代表の四番を務め、打率.316。敵地開催での16年ぶり2度目の優勝を経験した。

 西川は青学大野球部を通じてコメントを出している。選出された率直な感想を述べた。

「まずは侍ジャパンに選出していただき非常にうれしく思います。チームの戦力となれるように、そして自分のパフォーマンスを存分に発揮できるように必死に頑張ります」

 自身のセールスポイントについてはこう言う。

「自分の持ち味はバッティングなので力強いスイングと長打力、そして肩の強さを見ていただきたいです」

 同世代のNPB選手との戦うにあたり、どのような場にしたいか、決意を述べている。

「このような貴重な経験はこれからの自分の野球人生にすごくプラスになることばかりだと思うので、しっかりと吸収して今後に活かしていきたいです。また、さまざまなプロ野球選手の方から守備、打撃、走塁など多くのことを教えていただきたいです」

 侍ジャパンの背番号3。豪快なフルスイングが「世界舞台」でどのようなインパクトを残すのか。西川は大学卒業後のプロ志望を明言しており、注目の2試合となる。

文=岡本朋祐
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