週刊ベースボールONLINE

冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第7回「江藤さんの怖ーい部屋」

 

僕の入団1年前の68年の江藤さんです。新人時代は自分から話しかけるなんて絶対できなかったですね……


主な登場人物 ナオミさん(愛しの妻です)、祭(10歳トイプードル♂)

感じたことをそのままに


 ご覧になっていただいている人も多いと思いますが、僕は「ズバリ!大島くん」(アメーバブログ)で、毎日記事を更新しています。「大変そうですね。誰かに手伝ってもらっているのですか」と言われることがありますが、文章は、実際に自分で書いたものをアップしています(写真は掲載の仕方が複雑なのでナオミさんに手伝ってもらっています)。

 ほめられているのかどうかは微妙な気がしますけど、よく「飾り気のない素直な原稿ですね」と言われます。それを聞くと、いつも思うんです。

 僕みたいな男が自分を飾ってどうするのって。背伸びしてカッコつけても仕方がないですしね。

 ずっとそう思って生きてきました。これまでも、これからも、感じたことをただ素直に書いていきたいと思っています。

 ブログ話をもう少ししましょう。

 食べ物の話が多いというのも、よく言われます。

 う〜ん……確かにそうですね。自分で読み返しても、料理や食事風景の写真と記事がかなり多い。

 食い意地が張っているのは事実かな。僕に似たのか「祭」も相当なものです。ふだんはおとなしいのに、ご飯のときは別人(別犬?)のように大騒ぎです。

 いいんです。おいしいものはおいしいんです!食欲は、健康の証しですよ(僕も祭も)。

 ただ、最近、ちょっと食べるスピードが速くなっていると、ナオミさんには怒られます。もっとよくかんで食べなさいって。

 分かっています、ナオミさん。急いでも仕方ありませんよね。これからもみんなと(もちろん、祭も)一緒に、おいしいものをたくさん、ゆっくり食べたいと思います。

 ブログをしていてうれしいのは、たくさんの温かいコメントをいただけることです。いつも楽しみに読ませていただいています。

 野球に関することだけでなく、同じようにガンの治療をされている方や、家族が闘病生活を送っている方からのメッセージもいただきます。経験された方からのアドバイスや励ましは、本当に心強く、たくさんの勇気をもらっています。

 あらためてになりますが、本当に、ありがとうございます!

部屋に入ったら、そこは伏魔殿……


 今回は1年目に出会ったムチャクチャ個性派なスーパースターの話です。いや、出会ったというのは正しくないですね。近寄れないくらい畏れ多く雲の上の人でしたから。

 僕は昭和44年、1969年の入団ですが、当時のドラゴンズには、個性的で豪快な先輩が・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング