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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第20回「兄の死(前編)」

 

僕と兄貴です。「シェー」って知ってますか。「おそ松くん」のイヤミのポーズです。いまの若い人は「おそ松さん」で知ってるかな/写真は本人所蔵


摩訶不思議もいい?


 今回、本当は1974年の優勝翌年、75年、対広島の大乱闘事件における僕の武勇伝と思いましたが、それは『週べ』の姉妹誌(兄弟誌?)『月刊ベースボールマガジン』8月号に連載出張版で掲載したいと、さかもっちゃん(マイ担当)に言われ、そちらにさせていただきます。

 マジメな話、かなり面白いですよ。ぜひご一読をお願いします。そういえば、オールスターの公式プログラムにも出張版の依頼がありましたね。こちらは、さかもっちゃんより前に担当してもらった、ふじもっちゃんが担当でした。ちょっとというか、かなり髪が薄くなってましたが、懐かしかったな。20歳くらい年下の嫁さんをもらったみたいですね。憎いね、色男! 本当におめでとう!

 では、今回のテーマですが、これは僕のプロ野球人生の最大のターニングポイントと言っていいと思います。いつもみたいに笑える話ではなく(笑ってもらってますよね!)、とことん落ち込んで、そこで、いろいろ考えた話です。

 僕は明るいと言ってもらえることが多いけど、実はネガティブで、最低最悪のことから考えます。そこから、どうしたらよくなるかと組み立てていくほうが、いざというときのショックが少ないからです。いまだにそういうところがあります。

 ただ、それを人に見せるのが・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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