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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第46回「あらためて仙さんの思い出(下)」

 

楽天時代の仙さん。一度だけ弱音を聞きました


突然のお見合いもあった


 前回も書いたとおり、仙さんとはしょっちゅう飲み歩いていましたが、奥さんの扶紗子さんにもずいぶんかわいがってもらいました。家にお邪魔して手料理をいただいたことも、数え切れないくらいあります。

 僕は独身時代、仙さんだけじゃなく、高木守道さん、江藤省三さんとか、先輩の方々から、よく「ウチにメシに来い」と言われ、奥さんたちにも、すごくかわいがってもらったんですよ。ただ、少し困ったこともありました……。

 扶紗子さんに誘われて食事に行ったら、なぜか若い女性がいて、あとで「どう? あの人は」。要は、お見合いですね。僕の結婚は36歳。野球選手では遅いほうだったので心配してくれたようです。ほかの奥さんでも同じようなことがありましたが、なかなかそういう気持ちにはならなかったんですよ。いつも「すいません!」と謝っていました。

 ナオミさん(愛しの妻です)も扶紗子さんには随分お世話になりました。僕らは1987年の1月11日に結婚したんですが、すぐキャンプインで・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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