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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第52回「パ・リーグは何でもアリ?」

 

1年目の序盤は絶好調でした


ヘネシー持ってきて!


 前回は1988年、日本ハム移籍1年目、沖縄・名護のキャンプの話をしました。当時の日本ハムは若い選手が多く、みんなおとなしいというか、ちょっと覇気がなかったように思いました。弱かったこともあるけど、誰も「優勝」なんて口にもしなかったしね。

 僕はドラゴンズ時代に何度も優勝争いをし、しびれるような緊張感と、勝利の喜びを味わってきました。だから、なんだか、ぬるま湯につかったような雰囲気が嫌だったし、じれったくてね。自主トレ最初のあいさつでも言ったんですが、「勝つ喜びをみんなに教えてあげたい」と、すごく思いました。

 ただ、僕はしょせん一選手です。できることには限りがあります。それで思ったのが・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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