週刊ベースボールONLINE

冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第77回「大島康徳×牛島和彦 スペシャル対談(中編)」

 

連載の特別版として前回よりスタートしたドラゴンズ時代の後輩・牛島和彦氏との対談。今回はその中編だ。
取材・構成=井口英規 写真=福地和男


サード、クビ!


大島 そう言えば、この間の始球式(夏の甲子園)どうだった?

牛島 グラウンドを出たときの景色が懐かしかったですね。一塁側の階段を上って見たのは、高校生以来なんですよ。プロでは、三塁側の裏からばかりでしたしね。実際、マウンドに立ったときは、「えっ? キャッチャーってこんなに遠かったっけ」と(笑)。バックネットまですごく遠く感じました。

大島 ワンバンだったな。

牛島 あのとき振りかぶるつもりだったんですが、運動靴では滑ると思ってセットで投げたら、球が滑りました(苦笑)。昔みたいに指にマメがあるわけじゃないですしね。

大島 いいよな。俺は甲子園に出てないし、絶対、呼ばれんだろうな。

――編集部の大ざっぱなプランでは、このあたりから後編をスタートさせる予定ですが、いまの勢いで話が盛り上がったら前、中、後編でいきましょう(笑)。

大島 僕とウシで盛り上がらんはずはない! 大丈夫! 3回で決まりですね(笑)。

――牛島さんがプロ入りしたのは、1980年でしたが、80年代の前半、大島さんは、いろんなポジションやってますよね。

大島 そのときだけじゃなく、ずっとそうでした。内野、外野といろいろやっていましたね。ただ、僕は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング