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三浦大輔の「Hit it! If you can.」

三浦大輔コラム「19年ぶりの晴れの舞台。明るく積極的なプレーを!」

 

パ・リーグ王者のソフトバンクに挑むDeNA。チャレンジャーの気持ちでぶつかっていくだけです


雨を乗り越えCS突破


 横浜DeNAベイスターズがやってくれました! みんな本当によく戦い、日本シリーズに進出しました。「おめでとう」とともに、「ありがとう」と伝えたいです。この雑誌が書店に並ぶころはすでにシリーズは幕を開けていますが、最高峰のステージでどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみでなりません。

 甲子園、広島と続いたクライマックスシリーズ(CS)は天候の不順があり、約2週間近い遠征となりました。阪神とのファーストステージ初戦で井納(井納翔一)が6回2失点と好投しながらも落として、迎えた土砂降りの第2戦。この試合がCSの流れを大きくDeNAに引き寄せました。

 試合を振り返ると、DeNAだけではなく阪神の選手も、雨の中よくプレーしていました。ベンチを含めて、スタンドのファンも大変だったと思います。自分もあれほどの悪コンディションは野球人生で初めて見ました。にもかかわらず、選手は気持ちを切らさずにやったと思います。打球が泥の中で止まってしまうなど、どちらに勝ちが転がってもおかしくない展開でした。5回、阪神・石崎(石崎剛)の厳しいインコース攻めに筒香(筒香嘉智)が泥だらけになりながら表情を変えずにプレーしていた場面に象徴されるように、DeNAの選手たちは・・・

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