アメリカンドリーム
今年のGWは天気のいい日が多かったな。ゴルフ日和、いや野球日和で、どの球場もお客さんがたくさん入っていたし、選手たちもエンジンがかかってきたね。
その中で1人だけ蚊帳の外が
日本ハムの
大谷翔平。昨年の日本一の立役者、MVPにもなった男が寂しいスタートになってしまったね。
5月5日の新聞で、MLBからNPBに、ポスティング制度の改正協議の申し入れがあったという記事があった。いまは入札金額の上限が2000万ドル(約22億6000万円)で、25歳未満はマイナー契約となっているけど、このままだと7月で23歳になる大谷もマイナースタートになるわけだよね。
新聞によって、今回の申し入れを「さらに入札上限を下げるため」、あるいは「大谷がメジャー移籍しやすいように年齢制限をかつての23歳未満に戻すため」とさまざまな解釈の記事が出ていたけど、いずれにしても、MLBが考えているのは、大谷獲得をいかにスムーズにするか、だと思うよ。今年のオフは大谷で大騒ぎになりそうだね。
そうは言っても、チームの不振もあるし、大谷自身はそれどころじゃないだろうね。本当は日本のラストイヤーにしっかり結果を残し、みんなに祝福されて送り出されたいと思っていたはず。それが復帰の時期さえ、見えてこないんだからね。
ただね、
栗山英樹監督に怒られそうだけど、俺は、いい休みじゃないかなと思う。今年1年はケガをしっかり治して、じっくりエネルギーを蓄えて、でいいんじゃないかな。メジャーで二刀流という誰もしたことがない挑戦をするんだからね。
一時期に比べると、メジャー志望の選手が減ったよね。投手に関しては、ある程度、力のある選手が行き切ったのもあるし、野手が難しいのが分かったこともあるだろうね。でもさ、
ダルビッシュ有(レンジャーズ)や
田中将大(
ヤンキース)の年俸を聞くと、やっぱりアメリカンドリームの国だなって思う。日本球界とはケタが違うもんね。
もう引退してるけど、メジャーに行ったある選手は、そのビッグマネーで・・・
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