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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「天高く馬肥ゆる秋」

 

2つのクライマックス


 この原稿を書いているのは、10月8日、日曜の夜さ。締め切りギリギリらしく、編集部から何度も催促されたけど、土日と山口県宇部市で野球教室があって、やっと家に帰ったところだから仕方ないよね。

 土曜が7チーム、日曜日が11チームかな。今回も楽しかったよ。俺は、いつも野球教室の“クライマックス”に1対1の勝負を挑むんだ。マウンドに立って、全チーム代表1人との対戦ね。三振かヒットかの勝負で、フォアボールはなし。なぜって?俺は、あれだからさ……。ああ、喋りなら小声になるんだが、文字は無理だから隠せんね。いまだにノーコンだからさ!

 負けたら向こうはチーム全員腕立て10回ずつだから、これが盛り上がるんだ。ただ、このチーム数になると、俺の球数も平気で1日100球超え。いまは体バキバキだよ。

 こういうときくらいコラムを休ませてくれてもいいのにな……って、いやこれ冗談。俺、このコラム、けっこう乗って書いているんだ。オフも休まず、続けるつもりなのでヨロシク!

 じゃあ、球界の“クライマックス”の話から・・・

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川口和久のスクリューボール

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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