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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「球界選挙が佳境突入!」

 

村田の守備に感謝


 選挙カーや駅前の演説が、日に日ににぎやかになっているね。

 そう言えば、わが国で最大勢力を誇る、あの党のベテランが離党するらしいね。その後継者争いが話題になっているけど、どうなるのかな……。

 衆議院選挙の真っ只中で紛らわしいか、この書き方。

 われらがG党、巨人村田修一の話さ。11年ぶりのBクラスとなった巨人の最大の問題は野手、特に内野の若手の伸び悩みにあるのは、誰もが分かっていることだと思う。

 36歳の村田への戦力外通告は、鹿取義隆党首、じゃなくてGMの所信表明みたいなもんだね。「皆さん、G党は、このくらい思い切って改革します! 期待してください」というさ。

 予想はできた。厳しい言い方になるけど、FA加入の村田が矢面に立つのは当然だしね。俺もFA1年目はたたかれまくったもんさ。外様だし、プロは結果だから仕方がない。村田も分かっていると思うよ。

 これで“無所属”となったわけだけど、力は十分にある。2000安打という目標も控えているし、まだまだ“希望”を求めて頑張ってほしいね。小池百合子さんの『希望の党』は、なかなか入れないらしいけど、新天地への挑戦は、どの世界も大変さ。俺も『週べ』のコラム陣から“排除”されないように頑張ってオチを考えるから、村田も頑張れよ!

 珍しく優しい? というか、これはマジな話だけど、俺は2011年から14年の巨人の投手コーチ時代、実は一番・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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